園長メッセージ

MESSAGE

明星学園 / 第二明星学園 園長 宮下 智

“いつでも全力で
温かく向き合っていたい”
そんな誠実さがここにはあります

PROFILE

宮下 智明星学園 / 第二明星学園 園長

昭和30年生まれ。昭和60-61年 明星保育園副園長、62年に明星学園施設長となる。
平成16年に長野県知的障がい福祉協会会長、17年に明星学園・第二明星学園総園長となり、26年より社会福祉法人明星会理事長を務める。ほか多数の委員・アドバイザーとして従事。

私たちの思い

語る術を持たない障がいのある方達の「本当の気持ちがわかる」。
それは、私たちにとって、一生かけても少しも惜しくない大きな仕事です。
どうしたら本当の気持ちに出会えるのか。辿り着いた答えは「お心主義」です。
すべての行動には、その方の意思の表出がある。私たちはそれを理解し、その意思を支援していきたい。
学術文や理論から学び、彼らから学び、行動を通して表現される本当の気持ちを理解しようと日々邁進しています。

彼らを理解するたびに、私たちは「みな幸福を求める同じ人間」であることを感じます。
これからも、更に彼らを理解し幸せを追求して参ります。

これからの『明星学園』について

時代は、障がいのある方々の新しい暮らしを要請しています。障がいを持つ方々が、基本的人権を享有する個人としての尊厳にふさわしい日常生活又は社会生活を営むことができるよう、必要な障害福祉サービス等による総合的な支援により、障がいの有無に関わらず、全ての人がお互いに人格と個性を尊重し安心して暮らすことのできる地域社会の構築が求められています。
明星学園・第二明星学園は、今までに培ったスキルとノウハウで、求められる社会的ニーズを的確に捉え、今後果たすべき役割と責任を整理し事業展開を行う為10年構想を取りまとめました。

どんなに障がいが重くても、地域社会で「主体的に生きる」ことにより自己実現が満たされることを目指し、「コミュニケーションの支援」、「自己確立と自己実現の支援」、「社会参加への支援」を行います。

そして、様々な障がいと多様なニーズを持つ利用者に対し、年齢の垣根を越えて異なる価値の共存を認め合う「共生社会の実現」に向け、利用者一人ひとりの「どんな暮らし」のために「何が必要か」を包括的に考え、求められる活動支援にオーダーメードで応えられるような「専門店」を目指します。

それは、障がいのある方々が「自分の人生を、自分で選び取る」ことが出来るよう、たくさんの「応援団」がいる街、そして、心のバリアーをなくし、「わたし」も「あなた」も幸せを求める同じ人間であることを自覚できる社会、多様性を認め合える社会の実現です。